最初に戸惑った「専門用語」の数々。
伺おうにも、何が解らないのかもよく解らず
成り行きに任せていたのも懐かしいかぎりで

とりあえず、ここに自分が遭遇した専門用語の数々を記しておきます。
どこかでどなたかのお役に立てたら幸いです。

フィギュア関連
素体(ソタイ)
……フィギュア、ドールの本体(身体)の事。 *同意語:ボディ*
  各メーカーによって 色々な違いアリ。
  男子は『男性素体』女子は『女性素体』。
シームレス ……素体関節の一種。リカちゃんジェニーのようなクネクネ人形状のモノ。
  関節のツギハギがない反面、なんだか扱いにくい。現状、ほぼ却下。
  ちなみにクネクネ人形式に動かせる指のある手首はペンタブルと言います。
ヘッド
……フィギュアの頭部の事。リアルなモノから、アニメ調なものまで
  これまた色々。有名人ヘッドなんかもあって面白いです。
  ただ、何故か有名人ヘッドの大半が男性。何故なんだろ?
ドールヘア
……リカちゃんに生えているような人形用髪の毛。
  熱に弱い素材らしく、熱湯を浴びせる事でパーマかけたり出来ます。ヤケド注意。
12インチ
……GIジョー起源の1/6サイズフィギュア総称。ジェニー派生のドールは別扱いが無難。
ドール、
フィギュア

……どちらも人形を差すものの、どうやら布の衣装で着せ替えできるのをドール、
  彫像的な可動しない観賞用をフィギュア、と分類している模様。
  個人的にはなんだかヤヤコシイので可動しないのはスタチュー。
  黄色い電気ネズミはピカチュー。

!!!CAUTION!!!
ドール、フィギュア、の分類にこだわる人はこだわるので
うっかりテキトーに語るのは危険かもしれません。
ピカチューを語るのは多分大丈夫。

アイペイント
………カスタムの基本。目を描く、ないしは描き変える。
   そうすることで市販のモノとは違うぜ!というささやかな満足感アリ。
   自分好みな感じに仕上げて嬉しいのが基本。
   着せ替えの次にお気楽なカスタム。
   なおクチビルとか描き直してもリップペイントとは言わない模様。
植毛
……毛を生やす事。ヒマ人、こだわり人は自力で生やします。
  チクチク縫う場合、技術よりも性格的な根気を要す作業に。
  他にも貼り付け式やヅラ式、頭皮移植式、など手段は様々、
  まだ進化の道を模索するべき部分かも。
道具、素材、その他
レジン ……そういう素材。複製をとるために『型』に流し込んで、固めて...
  ガレージキット方面では基本中の基本。レジン・ザビ、とかは居ません。
  同意語の「キャスト」は厳密には素材の名前ではないので間違いらしいです。
  間違いとはいえ、「キャストで抜いてー」とかいうと、
   かなりマニアっぽくなれます。
  (複製を取ることを、その筋の人たちはそう言います)
ファンド
……あとで固まる石粉粘土。工作する系カスタムに使います。カビに注意。
  最近知りましたが紙粘土とは似て非なるモノ。
  GSお気に入りは「プレミア」という軽い石粉粘土。
パテ ……同じく後で固まる粘土的物体。エポキシ系とかポリパテとか馬パテとか
  沢山あるので間違ってエキポシパテとか言っちゃわない注意が必要。
  (要りません)
  普通の模型屋さんで売ってるタミヤのパテが一般的。
  あと使用後には手を洗いましょう。ついでにうがいもしておくと風邪の予防に。
  モデラー系の人はパテでスゴイものを造っちゃってて、びっくりします。要注意。
サーフェイサー

……塗装用アイテム。下地剤として塗料の食い付きを良くしたり
  造型の粗探しに使ったりと、工作塗装系作業には必須デス。
  とりあえず自分は缶スプレーのホワイトサーフェイサー愛用。
  サーフェイサーを吹くコトを「サフ吹き」とマニアは言うようですが
  薄ら寒いので止めて下さい。サーフェイサーを吹く、と言えばいい。

塗料
リキテックス ……アクリル塗料。基本的には絵画用らしいけど、こっち方面でも大活躍。
  『アクリルガッシュ』は似ているけどツヤ消しで半透明。
  どちらも癖があるので慣れが必要です。
Mr.カラー ……ラッカー塗料。らしい。原料アクリル。管理人にとって大きな謎:)
   普通の模型屋さんで売ってて、なおかつ比較的扱い易いです。
タミヤカラー ……こっちはアクリルとエナメルがあります。エナメルは人形には適さないので
  アクリルのほうでお願いします。アヴリルはラヴィーン。(薄ら寒い)
  あと「クリアー」の塗料がいい匂いです。
メーカー、製品関連
HASBRO
……アメリカのオモチャメーカー。G.I.JOEが主力兵器。
G.I.JOE ……元祖12インチフィギュアな兵隊さん人形。
  あくまでオモチャ(TOY)なので作りは大雑把ですが、そこがまたカッコ良かったり。
  歴史ある人形なのでヴィンテージコレクターの方もいらっしゃってます。
  兵隊さんやお巡りさん以外にも謎の冒険ジョーシリーズとか、
  やたらと高額なSGT.ROCKとか色々います。(コブラと戦うのは小さいジョー)
  www.gijoe.com/
タカラ
……御存じオモチャメーカー。ミクロマンからリカジェニー、変身サイボーグに
  クールガール、と色々お世話様です:)
  www.takaratoys.co.jp/top.html
bbi
……香港のメーカー。クールガールの海外版CY GIRLを販売。
  その他、ミリタリーや特殊部隊を扱うELITE FORCEシリーズがいい感じながら
  更に他にもよく解らないゲームのキャラクターモノなんかもリリース。
  『なんで?』と驚かされる事も多いのが、結構いい感じなのかも:)
  勝手なコトをしてタカラを怒らせたりする辺りもイカしてます。
  www.blueboxtoys.com/
  www.blueboxtoys.com/bbi/F_bbi.html
クールガール

……タカラが販売している12インチ女性フィギュア。略称「CG」。
  可愛い系ではなくカッコいい系のデザインが一部で好評、
  人気があるのかないのか、よく解らないトコもポイント。
  CY GIRLはbbiの海外版CG。
  2003年、待望の新素体が登場。待たされ過ぎてちょっと「ふーん、」
  www.takaratoys.co.jp/CG/index.html

ドラゴン
……香港のメーカー。12インチ兵隊さんフィギュアの大手。
  G.I.ジョーとは比べ物にならないリアルっぷりです。
  ドラゴン素体は定番中の定番。腕がカチカチ言うのがドラゴン素体の特徴、
  ボークスなんかで素体のみのバラ売りアリです。
  www.dragon-models.com/
EVE2
……ドラゴン社の女性素体。同素体使用のロシア人女性狙撃手スベトラーナが
  話題になり、肘膝の二重関節っぷりが重宝されるも
  結局クールガールのほうがいい、というコトでやや下火に:)頑張れEVE2
  最近の新製品でも使われている素体なので、そろそろ手首セット希望。
21st ……兵隊さんメインのメーカー。フルネームは21st Century Toys、
  長ったらしいので「21st」(トゥエンティファースト)
  悪者シリーズのVILLAINSなんかが管理人的にツボだったり
  独特な素体もかなり管理人好みです。
  間の悪い時にテロリストフィギュアとか発売しそうになったりしてカッコいいです
  その上、倒産したり吸収されたり、妙な体力の無さもまた魅力。
  www.21stcenturytoys.com/
ボークス ……元はガレージキット屋さん、今ではカスタムドール業界のドン的な存在。
   日本各地に店鋪を展開、大規模なイベント「ドールズパーティ」も開催。
  ボークス店鋪の普通に入れるようになったら赤信号。
  もうマニアの一員、人形者に認定しちゃえます。
ドルフィー
……ボークスの尖兵的女性人形。多関節すぎて気持ち悪いんだけど
  カスタムドールの世界では主流。
  カッコ良く仕上げるには要センスな感じ。
  近頃はより巨大なジャイアントドルフィーが人気だそうです。
ネオガイ ……同じくボークス製の男性素体。これまた多関節すぎ腹筋すごすぎ。
  可動範囲に関してはズバ抜けていて、管理人的には結構お気に入りの素体。
  ヘッドのジョイントが他メーカーとの互換性が低いのが難。
SAJ ……SUPER ACTION JENNYの略。STFはStepover Towhold with Facelockの略。
  関節可動の(クネクネでない)ジェニーのボディ。別称タカラアクションボディ。
  これのカスタム(関節追加)から今のカスタムドールが始まったそうで。
  なんにせよ、新参者の管理人には『ダメだこりゃ』な感じ。
はやしさん ……人形ではありません。原型師さんという特殊な職業のエキスパート、
  クールガールの頭とかを作られるスゴイヒトです。
  そういう人の事を「はやしさん」という訳ではなく、
  はやしさんという人がいるというコト。厳密には林浩己氏。
イベント関係
ドールズパーティ
……ボークス主催の人形イベント。通称「ドルパ」。
  この略称が物語る通り、マニアックで気持ちわるげなイベントです:)
  有明のビッグサイトで開催されていて会場が大きいので
  悪臭とかはさほど気になりませんが、夏開催の場合は危険だそうです。おえ。
  とは言え、 国内最大級の人形イベントなのでウロウロしていれば
  面白いモノを売ってる人たちもいますし、格安品探しも魅力です。
ワンフェス
……海洋堂(食玩でお馴染みの)主催のガレージキットのイベント。
  ワンダーフェスティバル、が正式名称です。
  ガレージキットのイベントですが中には1/6可動人形も少しだけ。
  大規模なイベントで各メーカーの展示ブースなんかも結構面白いです。
  が、当然マニアックなイベントです。御注意下さい。
スーフェス ……アートストーム主催のトイ関係のイベント。(スーパーフェスティバル)
  オモチャ関係の多いイベントなので、こういうイベントの中では一般的な香り気味。
  12インチ関係の格安品なんかも多くて、こういうイベントの中では
  個人的に一番楽しい感じ。また行きたいなあ
ドールショー
……比較的小さな人形イベント。小規模なドールズパーティみたいな感じ。
アイドール ……ドールショーから企業系の出店を抜いた感じ。
!!!CAUTION!!!
結局どのイベントも100mはなれて見れば同じ様なモノ
確実にマニアックな世界です。
あと各イベントともに「入場料」が存在します。
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