BATTLE:03

Jonathan Larinidas

vs

Takeshi Jo-gasaki

 

2003年のUltimate Figure Championshipも
いよいよ上半期の最終戦を迎えようとしております
最終戦のカードは
レスリングのジョナサンVS柔術の城ヶ崎くんの一戦をお送りいたします

城ヶ崎、いきなり喧嘩腰!
ジョナサンの21stボディが気に喰わないようです!

記者会見でも「アイツはジョーじゃねえ」「顔と身体の色が違う」
と激しく挑発していた模様
迎え撃つジョナサンも返り打ちを宣言、
両者ヒートアップしております

観客からは城ヶ崎くんへの大ブーイング!
ぶ〜〜〜〜〜

 


試合開始!!!

 

タックル!
ジョナサンのタックルが入りました!
アマレス出身のジョナサン、テイクダウンの技術にも定評があります!
U.S.A!!!U.S.A!!!

 


さあテイクダウン、城ヶ崎すかさずガードポジション!
U.S.A!!! U.S.A!!!

 


あッ!
城ヶ崎、下から仕掛けます!!!

 


ジョナサン逃げられるか!
U.S.A.!!!U.S.A.!!!

 


腕ひしぎ逆十字!腕ひしぎ逆十字!
極まってしまいました、ジョナサンたまらずタップアウト!

ARM BAR
腕ひしぎ逆十字

( 英語では腕を伸ばす形の関節技は全てアームバー)

相手の腕を掴んでテコの原理で思いっきり関節を逆に曲げる
柔道、柔術の代表的な関節技。
テコのポイントにガッチリ極まった腕ひしぎ逆十字は
一瞬で相手の靱帯を破壊する威力があり
かけられた側は慌ててタップするので精一杯。

一方でテコのポイントに極まっていない腕ひしぎ逆十字は
単に腕を引っ張られているような状態なので
大きなダメージはありません。

プロレスで使われる腕ひしぎ逆十字は
この「ポイントに極まっていない」腕ひしぎ逆十字。
ポイントに極まってしまうと相手にケガをさせる恐れがあるので
プロレスラーはポイントに極めない腕ひしぎ逆十字を「あえて」使います。

2002年末の挌闘イベントでボブサップがプロレスラー高山に決めた
腕ひしぎ逆十字は、サップの技術不足でポイントには極まっていませんでしたが
その前の打撃のダメージを見たレフェリーが試合をストップ。
一部メディアが高山のギブアップ的に報道したのは明らかに間違いです。

形を真似するのは簡単ですがテコのポイントに決めるとなると話は別、
かといって、うっかり真似してポイントに入ったら大変なので
チビっこは真似しないように


あーッ!
大変です!城ヶ崎、離しません!
本気でジョナサンを破壊するつもりでしょうか!!!
このままではジョナサンの選手生命が!!!
場内大ブーイングです

ぶ〜〜〜〜〜

 


おや?
(おや?って:)

 

 


ブッ!ブブブブブブ!ららら乱入です!
ブラックタイガーです!ブラックタイガー乱入!!!
マウントからパンチ!パンチ!パンチ!
同じレスラーを助けに来たのか!21st素体を助けに来たのでしょうか!
ブラックタイガー大暴走!
大変なコトになってしまいました!!!



越中トム、慌てて止めに入りますが
ブラックタイガーの怒りは収まりません!!!
城ヶ崎も起き上がり金網の中は大乱闘!!!


あーっと、申し訳ございません
ここで放送時間のほうが残り僅かになってしまいました!

それでは下半期のUFCも御期待ください
ごきげんようサヨウナラ!