技コラム
第一回『チョップ』

 

チョップ、日本語で言えば『手刀』。
チョップといえば古くは『力道山の空手チョップ』
自分なんかの世代だと『馬場チョップ』

その可愛らしい間抜けな語感はさておいて。

プロレスに於けるチョップは
なくてはならないような、本当に基本技。
特に『逆水平チョップ』は殆どのレスラーが使う
超メジャーな技です


テホ君に逆水平チョップ見本を見せて頂きました

他にも
キラーカーンの『モンゴリアンチョップ』(両手で相手の首を挟むチョップ)
橋本や小橋の『袈裟斬りチョップ』(首筋から鎖骨にかけてのチョップ)
ジャイアント馬場の『脳天幹竹割り』(頭部に垂直にチョップ)
ミルマスカラスの『フライングクロスチョップ』(助走つけて飛び込みチョップ)
変わり種では
川田利明の『起き上がりこぼしチョップ』 :)
*相手の片腕を掴んだまま、もう一方の腕で逆水平、
倒しては引き起こし、倒しては引き起こし、
繰り返しチョップする、お互い結構大変そうな技。
言い間違い『起き上がりちょぼしコップ』に注意:)

小橋健太の『青春三倍速』は相手をコーナーに押し付けておいて
物凄い形相でチョップを連打する、小橋の若い頃からのムーヴ、
どう見ても相手の痛みより小橋の疲れが気になってしまいます:)

などなど。

プロレスでの『逆水平チョップ合戦』は一つの見せ場、
互いに鍛えあげた胸元に思いっきり逆水平を打ち込み合う姿は
上手い人同士だとかなり熱いのです:)
上手い人は相手に怪我をさせるコトなくバシバシ痛いチョップを
叩き込む事が出来るので
互いの胸板が真っ赤になるまでバシバシと。
プロレスラーは嫌な仕事ですね。

現役プロレスラーでチョップの名手、と考えると
自分の中では真っ先に天龍源一郎(全日本プロレス)の名前が挙がります。
天龍の逆水平チョップは、エラい痛そうなのです。
馳浩の逆水平も好きです。

また天山広吉(新日本プロレス)は
凱旋帰国した時にド派手なモンゴリアンチョップを披露:)
キラーカーンの『アァ〜アッ!』も好きでしたが
天山の『シュシュシュシュ!』にも
思わず拍手:)
完全に無駄な手の振りからチョップに行く姿、
『おおー天山、いい感じじゃん!』と思ったものですが
最近は全然覇気が感じられず。頑張れー

なお天山がチョップを繰り出す際には
会場の観客が『シッ!』
会場全体から『シッ!』なので結構気味が悪いです:)
ドームみたいな大会場だと更に無気味。

小橋健太、橋本真也もチョップを多用、
袈裟斬りチョップや一回転してのチョップ(燕返し)など
痛そうなチョップをビシビシ入れて
相手からしたらかなり迷惑だと思います:)

プロレス。
チョップをここまで多用する格闘技も珍しいかと:)
(プロレスが格闘技なのか否か、は置いといて:)

私信:現在、まだ武!!!にはプロレスラーがいないので
プロレス技のコラムに適した見本画像が造れません...
プロレスラーの登場が急務かも:)
(技コラム、プロレス技が中心の予定)